足がなくなるということ。。。

2020/05/28 ブログ

臨床の現場では、糖尿病の足の潰瘍をたくさんみてまいりました。

「え、何もぶつけたりしてないのに」「傷ができてるの?」ご自身の自覚がないのも特徴のようです。

特に透析を受けているという方は”デリケートな”体だということになります。

がんの生命予後は伸びてきているという昨今。

一見、小さな傷。ご本人は「痛くも痒くもないのに」何週間経ってもも一向に治癒をしません。くり返し同じ処置をする看護師へ「やり方が間違っているんじゃないの?」とストレスをぶつける方もいらっしゃいました。糖尿病性の足の潰瘍は皮膚だけの問題でなく、血流障害から起因していることがなかなかご理解いただけない場面も多々ありました。血管由来の病気なんです。

痛く痒くもない・・・これは糖尿病性の神経障害も併発しているから。

やがて、足の切断を受ける方もいらっしゃいます。傷がありながらも立って、歩くことができていたのに。。。

片足で車椅子の生活になっていきます。思い通りに動けないさらにストレスを感じる暮らしになっていくようです。義足の装着をする方もいらっしゃいました。目つきや表情が元気な頃と一変してしまったなあと感じることもありました。

お一人お一人が当たり前に、笑って暮らせる日が長く続くように。そんな思いをフットケアに込めています。