私とフットケアとの出会い。

2020/12/24 ブログ

私が45歳ころのお話です。透析室で勤務をしていました。透析室では足チェックというものがあり、透析を受けている方の足に問題はないかな?と週に1回看護師が点検を行っていました。

1週間に3回お見えになるおじいちゃま。全盲で一人暮らしと伺っていました。足の爪は小石がくっついているように白い爪が肥厚していました。すごい爪だなとは思っていても、透析室にある普通の家庭用爪きりではどうにも太刀打ちできませんでした。

お話はとてもユニークで、足についてもあまり気にしている様子もありませんでしたが、「靴が履きにくいからなんとかしてー」はいつもお願いされていたのです。

「この爪は切れないよー」で毎週毎週チェックはしているものの。”ケア”は何も出来ないでいました。

そういえば、こういったつめきりの難しい爪との出会いは今に始まったことではなく。ずーーーとわかっていても”ケア”はしたことがありませんでした。もう、何十年も。。。

生活のために仕事はしてきたものの、その人の足を大切に思うとかまったくありませんでした。そんなある日。

「今度フットケアの勉強会があるから行ってきて。参加人数が足りないのよ」仕方なく参加した勉強会でしたが・・・

フットケアの世界では有名な西田先生の講演でした。

難しい爪のケアの仕方があることを知り。そこからとり憑かれたように勉強をしてきました。  

「この爪は削れるようになったら、きれいにしようねー」と伝えてはいましたが。技術を学びつつある途中で、異動があり、このおじいちゃまの”フットケア”はできずにお別れになってしまいました。風の便りでお亡くなりになったことも後から知りました。いまでも、あの小石のような爪が思い出されます。

今なら綺麗に仕上げられるんだけどな。残念だったな。これから先にであう足は丁寧に綺麗にそして健康を維持することを目標にお手伝いしていきたいと思っています。

足は人間の土台。

  天使のつめきりメディカルフットケアさいたま